プラトニック・セックス(映画版)
 開始15〜30分位は、観るのやめようかどうか迷いました。それくらい序盤から暗い要素ばかりで、いわゆるドン退きでした。それでもまぁ何とか耐えて最後まで観ましたが、うーんまぁコレといって感動できる部分があるわけでもなく。
 飯島愛が何の狙いがあって本を書き映画を監修したのか知りませんが、己が堕ちていく流れに共感できる部分は殆どありませんし、物語自体も狭い世界だけで全てが展開されていて、動的な面白さが無い上に静的な深みも無く。まぁ飯島が現役の頃は携帯など普及してなかったですし、今作は原作とは違うものとみるべきでしょうね。
 主役の加賀美早紀はオーディションで選ばれただけあって、15〜16歳(当時)にしては抜群の存在感を放っていますね。この人の存在感は飯島愛とは全く違うものだから、その意味でもやはり原作は忘れた方がいいのかも知れません。
 初見印象評価:★☆☆ (もう少し序盤が入りやすければ)

« »