(初代の)XboxLiveはベータテストのスタートアップキットを申し込んでからの付き合いで、それから年間ライセンスを2回更新してきました。使用頻度で言えばライトユーザですが、付き合いは一番最初からという感じですね。
 そんなLiveのライセンスですが、今の年間ライセンスが2月半ばで契約終了となりますよという告知メールが届きました。Liveは年間ライセンスが終了すると自動的に月単位のクレジットカード払いに更新される仕組みなのですが、最近はLiveを使っての対戦などめっきりやらなくなりましたので、いい機会なのでアカウントを解約することにしました。
 ダラダラと月単位で更新というのもアリなんですが、年単位が約5000円なのに対して、月単位だと約700円と割高なのも馬鹿らしいですし。
 いざ解約しようとすると、解約が電話でしか出来ないことに気づきました。ユーザからすればLiveダッシュボード上で(=オンラインで)解約できた方が便利なわけですが、これは敢えてそういうシステムにしてないんでしょうね。
 電話のみとすることで「面倒くせぇな、じゃあとりあえずクレジットで続けてみるか」と躊躇して渋々続ける輩も多いでしょうし、表向きの理由としては「セキュリティ上の理由により」とか使えますしね。
 それでもオレは解約したかったので、電話してみました。最初はコールセンターに勤務しているとは思えない応対の男がでてきて驚きましたが、折り返しのコールではきっちりマニュアル通りの対応をする女性の応対になりました。
 んでまぁアカウント確認・個人確認などを無事終えて、じゃあお願いしますと電話を切ろうとしたところ…「ではこれから24時間以内にアカウントを削除致します」と。 ぬぬぬ、何だよそれ?? 年間ライセンスがあと約1ヶ月残っているというのに! オレは年間ライセンス終了日に解約処理してくれるもんだとばっかり思っていたので、面くらいました。詳しく聞けば、解約業務は電話をしたタイミングでしか出来ないとのことで。解約「予約」的な事は不可能と。ぬぬぬ…。
 1ヶ月分を残して解約というのは勿体ないというか全然解せなかったので、とりあえず今回は解約キャンセルということで電話を切りました。さすがに馬鹿らしいですからね。
( ´ Д `)
 Liveのシステム自体は出来た当初から今に至るまで、なかなか完成度が高いと思ってます。マッチングシステムは秀逸ですよ。ただ、アカウントに関する設定や考え方が今ひとつ分かり易くないんですよね。WebみてもFAQとかあんまり充実してないですし。
 Xboxはマニアックなユーザが多いので、ユーザ自らがアクティブに使いこなしてくれていてサポートとしては楽をしている部分もあるかも知れないですね。
 Xbox360だと、Liveのアカウントはシルバー会員とゴールド会員にわけられ、それぞれ無料/有料になります。つまりユーザの形態は、未登録/シルバー/ゴールドの3つにわけられるわけです。
 ところが初代XboxのLiveの場合は、カネを払っているかそうでないかしかありません。つまり、360におけるシルバーにあたるものが存在しないのです。登録したら最後、アカウントを生かしておくにはカネを払い続けなければいけないと。まぁこれが当時のオンラインゲームにおけるアカウントの標準的な考え方だったわけですから仕方ないと言えば仕方ないのですが、やっぱり不便だと感じざるを得ませんね。アカウントの休眠状態というのが有っても良かったのではと思ってしまいます。だってLiveのアカウントというのは、タイトルごとのアカウントでは無くてLiveサービス全部に使うアカウントなんですから。
 初代Liveはクレジットカードが必須だったのですが、結局のところはクレジットカード必須という縛りがいろんな意味で管理側にとっても面倒だったんでしょうね。なので360においてはカード無くてもOKにして、プリペイドカードの使用を推奨しているのでしょう。
 ある意味ではWebMoneyを使用していたDCの時代と被りますが、こちらの方がシンプルになるのでユーザとしては歓迎出来ますね。
 初代Liveのアカウント(ゲーマータグ)は360に引き継げるようですが、当面360を買う予定がありませんので、これはオレには関係なさそうです。いつ買うかわからないのに、それまでカネを払い続けるというのは幾らなんでもナンセンス。

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