1 集中力 谷川 浩司 角川書店 新書 ★★
2 暮らしのコツ事典444 日本博学倶楽部 PHP研究所 文庫
3 3時間熟睡法 眠りのリズムを身につける! 大石健一 かんき出版 単行本(ソフトカバー) ★★
4 いきなり上手くなる!プロのデジカメ写真術 齋藤 清貴 草思社 単行本
5 さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 山田 真哉 光文社 新書 ★★
6 イケない女教師 僕の好きな先生 橘 真児 竹書房 文庫 ★★★
7 デジタル「写真の学校」 東京写真学園 雷鳥社 単行本 ★★★

 1ですが、オレは棋士の中では谷川浩司が一番好きで、しかも「集中力」なんてタイトルがついてるもんですから、読まずにはいられませんでした。
 内容としては谷川氏の自伝的内容や棋界の出来事を中心として、そこから一般論的な結論を導き出している感じで、文章が平易でわかりやすく、また説得力も結構有りました。
 ただ、タイトルの「集中力」に関する本かと問われると、ちょっと違うんじゃないかなという気もします。もっと一般的で広範囲な話題が盛り込まれており、谷川流勝負論、人生論としたほうがしっくりきますね。

 2は、ありがちな雑学・暮らしのコツ系の暇つぶし本。何か役に立つTipsでもあるかと思って通勤の暇つぶしに読みましたが、イマイチでした。これは使えるというものも特になく。

 3はタイトル通り、3時間睡眠のススメ的な本。ただし実践方法の紹介は少なめで、短時間睡眠の利点や長時間睡眠の弊害といった部分の記述が主となっています。
 短眠の導入本としては一応必要な事項を網羅していると思いますが、科学的根拠にかける説明が見受けられ、正直説得力に欠ける部分もありました。
 ですが確かに短眠がもたらす時間的余裕は侮れないものであり、実践するに十分な魅力はあるのではないかと思いました。

 4は、撮影ジャンル毎の教科書的なものではなくて、写真を撮るということについての作者からのヒントや作者の姿勢を作例と併せて述べられたもの。
 正直、内容は薄いですね。作例もそんなにいいなと思ったのが無かったですし。残念ながらタイトル負けしているように思いました。

 5のかなり売れた新書を今更ながら読んでみました。
 説明が丁寧で、また章ごとの例も身近かつシンプルなもので、全体として非常にわかりやすく取っつきやすい内容になっていますね。この本を読んでいきなり決算書を読めるようにはなりませんが、会計とはどういうものなのかをざっくりと理解することはできます。
 会計や経済は多くの人が興味を持ちつつも難しくて辟易するもので、だからこそこの本が売れたんでしょうね。もっともっとこういう本が出ても良いと思います。

 6は官能小説でありながら、意外な設定と物語進行で、非常に楽しめました。エロの部分もエロ過ぎることなく必要十分で良かったです。「官能小説ってただエロいだけなんでしょ?」と思われている方に読んでいただきたいですね。

 最後に7の写真本。これまで写真の入門本は何冊か読んできましたが、その中では本書が群を抜いて読みやすく、また為になりました。必要なポイントに絞って書かれていて、どのページも無駄がないですね。本来こういう本は読書録には含むべきでは無いのかも知れませんが、非常に参考になった良書として記録を残しておかずにはいられません。

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