正確には少し過ぎてしまってますが、禁煙を開始してから1年が経過しました。ここまでは無事に成功しており、一本も吸っていません。
 嫌煙家というほどでもないですが、やはり他人のタバコの「臭い」は非常に気になります。まぁこれは自分が吸っていた頃から気にはなっていましたが、止めてみると改めてそのタバコ臭さが気になるものです。不思議なもので、居酒屋やカラオケなどはそういうものだという認識があるのか殆ど臭いが気にならないのですが、帰宅途中の路上などで前の歩行者の歩きタバコの臭いなどは強烈に鼻に入ってくる感じがします。
( `.∀´)
 タバコを吸い始めるのに特に理由が要らないように、止めるのも特に理由は要らないと思います。ただ、吸い続けるのには(ニコチンの中毒性により)理由が不要なのに対し、禁煙を続けるのには何かしら己を納得させるものが必要であります。
 それは人によって様々だと思いますが、生半可なものでは続きづらいと思います。己の意識変革というと大げさですが、今までの生活習慣を変えなくてはならないわけですから、やはりそれなりの動機付けやエネルギーが必要なのは間違いないでしょう。
 最近は禁煙外来が保険適用になったりして、禁煙する者をサポートするのが時代の流れになっているように感じます。ただ、それってどこか不自然じゃないですかね? 保険が適用されるということは、それはタバコがもたらす害悪が公に認められたということで、じゃあなぜそんな害悪をもたらすタバコを堂々と売っているんだよ、という話です。まぁそれを言ったら酒もそうなんですが、このあたりは突き詰めていくと、お国の事情も絡んでくるのでしょうね。
 まぁそこまでは言わないまでも、少なくともタバコや酒が立派な「毒物」であることは、全国民が認識すべきだと思います。理屈じゃなく、真に理解せねばならないでしょう。ドラッグなども含め、あまりに認識が甘すぎると感じます。まぁこの国の民度の低さは尋常では無いですから、どだい無理な話かも知れませんが…。
( ´ Д `)
 偉そうな事を言ってしまいましたが、来年の今頃はヘヴィスモーカーに戻っているかも知れないのが、怖いところです。なまじ「1年禁煙に成功した」なんて妙な自信を持ってしまって、1本くらい大丈夫だろなんて吸ってしまったりして…こういう場合は、絶対に泥沼になります。
 来年の今頃、「禁煙 2年経過」というエントリが書けるように、とりあえず禁煙続けます。