カジュアルでクリアしました。プレイ時間のカウント表示がないのですが、正味10時間も経ってないような感じです。
 プレイ開始当初は操作に慣れずに戸惑っていましたが、それは徐々に慣れまして、慣れてからは違和感なくどっぷりとゲームに漬かれました。
 ゲームにおいて映画的演出という言葉が使われ出してもうだいぶ経ち、それこそ今では死語になりつつありますが、このゲームこそ映画的な演出をされたゲームではないか、と思ってしまいました。
 ムービーシーンでのセリフ一つとっても、誰も饒舌に語るものはおらず、必要最低限の言葉しか出ません。これはよくあるゲーム的な手法ではなく、それこそアクション映画でよく見る手法に思えます。
 映像的には細部の描写がなかなか凄いですね。明るい光景が基本的に無くて全体的に退廃感漂う雰囲気なのですが、こういうのをプリレンダリングじゃなくてリアルタイムに生成出来ているのをみると、ようやくゲーム機もこういうレベルまで来たんだなぁと思ってしまいます。(それを言えばPS3はもっと凄いんでしょうが)
 ちなみにエンディングで、UNREAL ENGINEというクレジットがありました。世代はわかりませんが、UNREALエンジンを使用しているのでしょう。
 ゲーム内容としては基本的に敵とのドンパチであり、凝ったギミックやトリックなどはありませんでした。遮蔽物に隠れてから敵を倒すまでの一連の流れは純粋シューティングであり、この部分の出来が良いから海外でこれだけ売れたんでしょう。納得です。
 PCでFPSをやっている人からするとそれほど新鮮味が感じられないゲームかと思いますが、コンシューマでこれだけのクオリティのものが出たということは素直に喜ぶべきかと思います。
 個人的には、ローカストが何故出現したのかとか、そういった点も描かれて欲しかった感じはします。でもそれをやってしまうと冗長になってしまう可能性もあり、そのあたりは次回作になりそうですね。(エンディングの最後も含めて。)
( `.∀´)
 ゲーム進行において、あまりにリトライを繰り返して自分でイヤになってしまい、攻略サイトを見てしまったのが2カ所ありました。
 一つは、Act2でコウモリ(クリル)におそわれるところ。難易度はそれほど高くないのですが、次のセーブポイントまで距離があり、気を抜いてしまうと即死なので、何度リトライしたことか…。
 もう一つは、ラスボス。攻略サイトをみてラスボスであることを知ってしまったのですが、これがなかなか手強くて。しかも倒したときは「え、こんなもん!?」とか思ってしまいましたしw
 難易度カジュアルなんで楽に進めた部分はありますが、これが難易度を上げてどうなるか。
( `.∀´)
 オンラインでの対戦プレイも試してみました。4対4でのチーム戦となるようですが、人数揃ってなくても出来る模様。
 難しいですね。FPSとは違い視点がひらけている分、敵を探しやすいわけですが、それは敵からみても同じなわけで。
 対CPUとのドンパチとはゲーム性が異なってくるので、コレはコレで要修行となりそうです。