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TOMB RAIDER: ANNIVERSARY *3

 クリアしました。プレイ時間のカウントは14時間強。でも実際はこれの1.5倍以上やっている気がします。
 難易度的には、それほど高くなかったかなと思います。難易度ノーマルでやっていましたが、このゲームは敵の強さ云々よりもステージギミックの攻略の方が遙かに難しいわけで、ノーマルだったからというのはあまり関係がないですね。
 即死系のトリックがだいぶ減った感じがしましたが、それが影響しているのかも知れません。つまり死にまくってリトライするのに時間を費やすというよりかは、ギミック攻略のために思慮しながら進めていくのに時間を費やす方が比重としては重くなり、それが全体の難易度の印象をそれほど悪くしていないのかなと思います。
 あとは、終盤の難易度がそれほどヒートアップしなかったというのもあるかも知れません。
 一番大きいのは、リスポーンポイントが細めになったことでしょうね。
( `.∀´)
 各ステージの残っているアーティファクトと遺物の回収がプレイ要素として残っているのですが、これについては作業的になる部分も多いことから、それほど熱心にやるつもりはありません。

TOMB RAIDER: ANNIVERSARY *2

 エジプト編終了し、現在ロストアイランドの「ナトラの鉱山」に入ったところ。
 エジプトは、なかなか楽しかったです。オレがトゥームの中で一番気に入っているというか、一番トゥームらしいと思っているのが、エジプトなんですよね。スフィンクス的なものがあるだけで、心が躍ります。多分、他の遺跡やら洞窟やらよりもエジプトの遺跡の方が有名であって、幼少期から刷りこまれているからだと思うのですが。
 他方、序盤のペルーも洞窟っぽさが非常によく出ていて、好みであります。これらと比較すると、ギリシャは個人的にはいまひとつで、コロシアムなどの遺跡は迫力ある部分もあるのですが、全体的にはそれほど惹かれはしませんでした。
 初代トゥームの舞台設定が良くできているなと思うのは、このように「ペルーの洞窟」「ギリシャの古代文化遺跡」「エジプトの遺跡」とエリアごとに明確に特色がでている点で、一本で三つ楽しめるお得感がありますね。
( `.∀´)
 このエントリの中でのネタバレについて果たしてどの程度の人が気にするのか不明ではありますが、一応ネタバレに配慮しつつ書きますと、エジプトの終わりあたりから、ララの心情や葛藤といった点がムービーシーン等で描かれています。勿論ボリュームとしては多く無いのですが、オリジナルのララはプロフェッショナルで割と感情を殺したような部分があったのに対し、当作のララには一般人的な部分が見てとれます。いわば人間ドラマ的な部分があるということですが、このあたりが終盤に向けてどのように影響するのか、気になるところであります。

TOMB RAIDER: ANNIVERSARY *1

 トゥームレイダー生誕10周年ということで、初代トゥームがリメイクされたもの。正確にいえば、「LEGEND」のエンジンを使用したものになります。
 初代トゥームが好きなオレなので迷うことなく360版を予約買いしたわけですが、実際のプレイはカメラ写真関係に時間をとられたこともあり、殆ど進んでいませんでした。ここ数日ようやくまとまった時間を割けたので、日記にも落としておきます。
 進行としては、ペルー、ギリシャをクリアし、現在エジプトの「カームーンのオベリスク」をクリアしたところです。中盤まっただ中といったところでしょうか。
 プレイ開始前は、「初代を新しいエンジンで忠実にリメイクしたもの」と勝手に思っていたのですが、遊び始めてすぐに「確かに舞台は一緒だが、中身は殆ど別物」という印象を持ちました。マップからして違いますし、そこに載せられているギミック類もオリジナルとは異なっています。初代の舞台を使って新作を作った、と言った方がしっくりきますね。
 オリジナルに忠実なものを期待していたので少々肩すかしをくらった感じでしたが、序盤のペルーを終えギリシャに入ったころから、初代がどうといった邪念は消えました。
 ここ数作のトゥームをやっていなかったので追加されたアクション要素がどの程度新しいものなのか不明ではありますが、初代と比べて異なる点として、「掴まる動作の増加」と「グラップリング」があります。
 「掴まる動作の増加」は、例えばいま掴まっている場所から横や後ろ方向にジャンプして別の出っ張りに掴まったり、棒やロープに掴まったりするもので、掴まりながら移動して進んでいくというトゥームの基本的な部分が大幅にボリュームアップされています。これはいわばこれまでのアクションからの発展系とも言え、違和感なく組み込まれています。遊ぶ方としましても、ステージをくまなく観察して解法・進行のきっかけとなるものを探すというトゥームらしい要素に回帰することが出来、歓迎すべきものであると思いました。
 「グラップリング」は、ステージ上にある箇所にワイヤーを投げつけ、壁走りやブランコのような動作をするものになります。また応用として、投げつけたあと対象物を引っ張って変化を起こさせるというギミックもあります。
 あと基本的な部分になりますが、ララの操作系・移動系が異なっていて、一番顕著なのはジャンプの仕方でしょうか。勿論ジャンプボタンを押すという事は変わっていないのですが、初代では大ジャンプをするとき、「縁ぎりぎりまで進んでそこから一回バックステップし、その距離から走りジャンプ」というのがありました。これは基本中の基本のアクションで、これをマスターしていないと序盤すら攻略できなかったでしょう。
 今作では、まずバックステップが無くなりました。十時キー下を押すと、ふつうにララが手前方向に走ってしまいます。なので上記のアクションは無くなっています。大ジャンプは他のアクションゲーム同様、タイミングによるものとなっています。それほどシビアでは無いので問題にはなりませんが、如実に変わった一つの例として挙げられます。
 このバックステップが無くなった点に代表されるように、初代トゥームのやや独特だった操作系は、今作では殆どなくなりました。トゥームらしいクセも残ってはいますが、大筋の部分で昨今のアクションゲームらしい感じになっており、懐かしさという点ではやや寂しい気もします。
 グラフィックの部分は、360にしてはそれほど綺麗ではなく、少々残念ではあります。PS2版がベースなんでしょうかね。どこか無理矢理HD映像にした感があります。処理がモタついている部分もあり、PC版にしておいた方が良かったかな、とも思いました。PC版は以下記事参照。

 サウンドは、初代トゥームのあのテーマサウンドが使われており、ファンとしてはうれしい限りです。
( `.∀´)
 とりあえず、クリアまで頑張ってみたいと思います。言うまでもなく死にまくりですが、今作はリスポーンポイントがややこまめにあるのが救いです。