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 カメラネタですが、フィルムともう少し深くつきあってみようかと思って、モノクロネガフィルムの自家現像を行ってみました。
 カラーと違ってモノクロは現像がそこそこ手軽に出来るので、昔からモノクロで撮る人の多くがモノクロの自家現像をやっているようですね。
 ディジタル全盛時代でも薬剤などはまだ手に入りますし、まぁそれほど高くもないので、手を出してみました。
 ちなみにここでいう「現像」とは、純粋に撮影済みフィルムを現像することであり、その後のプリント(引き伸ばし、紙焼き)は別作業となります。プリントは引き伸ばし機など必要となり、ハードルが高くなりますので…。
 今回行った現像作業の流れは以下の通り。
 (実際に作業を行う前に自分用に流れを整理したメモになります)

準備
 溶液準備
  ・前浴液 300cc(メスカップ)
    ドライウェル溶液を更に100倍希釈
  ・現像液 300cc (コダック D-76)
  ・停止液 300cc
  ・定着液 300cc (コダック フィクサー)
  ・水洗液 300cc (フジ QW)
  ・水切剤ドライウェルは水洗中にメスカップへ準備
 フィルム準備(暗黒作業)
  ・タンクリールにフィルムを巻く。
  ・フィルムのお尻をハサミでカット。
  ・リールをタンクに入れ、フタをしめる。
前浴
  ・タンクに注入
  ・叩いたのち、30秒撹拌、排出
現像
 ISO1600増感
   24度 9分15秒
 ・最初1分 撹拌
 ・1分ごと5秒 撹拌
 ・排水は計量カップへ(再利用)
停止
 停止液 15度から25度
 ・30秒間 撹拌
 ・排水
定着
 7分30秒
 ・最初1分 撹拌
 ・1分ごと5秒 撹拌
 ・排水は計量カップへ(再利用)
 ・以降、タンクあけて作業OK
水洗
 ・予備水洗 30秒
 ・QW溶液   1分 (排水再利用)
 ・本洗    5分
水切り
 ・ドライウェル 30秒
 ・排水は計量カップへ(再利用)
乾燥
 ・クリップにつけて吊す。
 ・スポンジで軽く水滴除去。

 流れだけみると何だか面倒そうですが、実際は簡単です。
 ただし準備作業のフィルムをタンクリールに巻く作業が、暗黒作業となり不器用なオレには何度練習してもスムーズさに欠きました。
 仕上がりですが、普通に現像されていました。
 ただ2カットだけ、リール巻きで失敗があったのか、現像されずに像が流れている部分がありました。
 このあたりはやはり慣れるしかなさそうです…。
( `.∀´)
 時期同じくして、コンパクトフィルムカメラのリコー「GR1v」を購入しました。
 スナップ用として「DP2」よりも軽量コンパクトなカメラが欲しかったのですが、どうせならフィルムをもう少しやってみるかと思い、あとは芋づる式にGR1vにたどり着きました。
 キタムラの取り寄せ中古で、39,800円。状態はまずまず。
 持った感じとかは素晴らしいですが、ファインダーは酷いですね。状態が悪いのか、あるいは仕様なのか…。
 まぁファインダー命の一眼レフとは違いますから、完全に割り切って使うのみですね。

 端的に言って、撮像素子が大きいほど画質が良いわけで、その点では非常に魅力的な商品になるかと思いますが、正直なところ引っ張りすぎだろという気もします。
 ちなみにこんだけのスペックなのに、記憶媒体がSDHCなの?と思ってしまいましたが、まぁ連写するカメラじゃないから、そのあたりは問題ないということですね。
 今までだって(非常に高額ですが)デジバック付きのハッセルとかがあったわけで、国内メーカーで中判に定評のあるペンタックスが出すというブランド的魅力以外には、正直なところ商材として弱い気もするんですよね。
 ただまぁ、ハイエンドなデジタル一眼は、実用用途はともかく画質競争になっているのが事実ですから、その意味では一定の需要はあるんでしょうね。
 個人的には、趣味の用途でコレを買うくらいカメラにハマっている人なら、フィルムの中判や大判の方が、よっぽど手間がかかって趣味として面白いわけで、わざわざデジタルでやる意味あるのかなぁという感じがします。

 昨年はメインのカメラを2回買い換えました。D300からα900に替えた際にはマウント変更を伴い、レンズやアクセサリ類がほとんど入れ替わりました。
 備忘録を兼ね、昨年2008年の機材と撮影について、まとめておきます。
( `.∀´)

  • D80 … (2007.12 〜 2008.02)

 使いやすいカメラでしたが、高感度ノイズへの不満とタムロンレンズとのAF相性に辟易し、D300へ。
 総レリーズ回数は約4,000回。

  • D300 … (2008.02 〜 2008.10)

 スペックはもとより、ボディの質感や完成度が抜群で、不満ありませんでした。トキナー50-135/2.8との組み合わせで、大人数系撮影会にひたすら参加していました。
 総レリーズ回数は約35,000回。

  • α900 … (2008.10 〜 )

 「デジタル一眼レフ史上最高といわれるファインダーを味わってみたかった。」という、ほぼ一点の理由で乗り換えました。今のところ、この乗り換えは正解だったと思っています。
 現在までの総レリーズ回数は約20,000回。
 質感やシャッターフィールなど、ボディの完成度はD300と比べると若干イマイチ。2460万の高画素は、解像感の向上とひきかえにデータ量が莫大になり、結果コンパクトフラッシュをSanDiskのExtremeIV 16GBを3枚購入することになり、更にPCのCPUをCore2Quadに変更するに至りました。
( `.∀´)
 α900への乗り換え後に購入したレンズとフラッシュは以下の通りです。

  • TAMRON 28-75/2.8 (A09)

 これは説明不要ですね。安くてコンパクトで明るいレンズ。

  • SONY 50/1.4

 開放1.4の単焦点。それほど高くないので、割とすぐに購入しました。写り自体はそれほど劇的に良いというわけでは無く、平均点を出してくれるタイプに感じます。このレンズの良いところは、ボディにつけた瞬間にファインダーが一気に明るくなることで、ファインダー性能の高いα900との相性という点では、恐らくこれに優るものはそうそうないんじゃないかと思います。

  • TAMRON 70-200/2.8 (A001)

 屋外大撮影会用に、11月に購入しました。APS-C換算でだいたい50-135になりますから、D300+トキナーの組み合わせと同等の画角がこれで得られます。さすがにレンズが大きく重くなってしまいましたが、ピントリングの動きは軽快で、望遠ズームでもMFがしやすい作りです。
 実は初使用した日に落として破損させてしまい、最近ようやく修理から戻ってきたところで、ほとんど使ってないというのが実状です。ショップの独自保証に入っていたので、修理代金がかなり軽減されたのは助かりました。
 これから暖かくなって大人数系撮影会が盛んになってきますので、相棒としての働きが期待されます。

  • TAMRON 90/2.8 MACRO (272E)

 定評のあるマクロレンズ。上の70-200と一緒に購入しました。花や昆虫とかの接写を今までやってなく、またこれからも恐らくやらないであろうオレですが、マクロレンズは一本持っておくと何かと面白いですし、焦点距離的にポートレートにも向くレンズですので、それほど高くないこともあって半ば衝動買いです。

  • SONY HVL-F58AM

 純正のフラッシュ。11月に購入しました。少々高かったのですが、独特な首振り機構が便利そうで、奮発しました。
 まだ本格的には使っていなく、マニュアルさえ読んでいなかったりしますが、ちょっと使った限りでは、操作性や質感がイマイチな感じがしました。D300の後期はNikon SB-900を使っていたのですが、そちらの完成度が高かったために余計にそう感じました。このあたりの作り込みというのは、やはり老舗には勝てないのかなぁなどと思ったり。
 機能は十分なものを持っている筈ですので、ちゃんと説明書を読んで使わないといけないですね。
( `.∀´)
 撮影について。
 昨年2008年は、モデルを沢山撮りました。
 2月〜9月は大人数系撮影会に参加し、10月からは少人数系撮影会であるFreshに頻繁に行くようになりました。大人数系は安い料金で半日楽しめ、少人数系はモデルとの距離が近くポーズの指示等も簡単に出せたりと、それぞれ違った良さがあり、両方にハマった感があります。
 モデルポートレート以外は、殆ど撮りませんでした。日光の紅葉を撮りに行ったり、屋外撮影会で公園の様子などを撮ったりはしていますが、枚数的には微々たるものです。
 2008年の一年間、写真の趣味が続いたというのは、やっぱり被写体がモデル、つまり若い女性であるということが大きいと思います。もともとアイドル好きなオレですから、この傾向は当然といえば当然なのかも知れませんね。
 そこにカメラやアクセサリ類への物欲が付随する形となりました。
 まぁ被写体はどうあれ、飽きっぽいオレが一年間メインの趣味として続けられたということは、結構今後にも大きく影響するのではないかと思っています。
 ちなみにα900になってから、フォーカシングはほぼ全てマニュアル操作でやっています。ピント打率はぼちぼちですが、AFポイントやフォーカスロックといった要素が無くなり、ピントの問題が全て自分の責任となったことで、逆に悩んだり不満に思ったりすることが無くなりました。
 合焦速度の面ではAFに劣ってしまいますが、構図の自由度が飛躍的に上がり、精神衛生的にもだいぶ良くなったという点で、これからもほとんどMFで撮っていくつもりです。

 ここ最近、主に海外サイトで上がっていた画像等から具体的な噂がでていた「D3X」ですが、ついに正式に発表されました。
 コマーシャルフォト向けのプロ機として、キヤノンの「1Ds Mark3」に対抗する、ニコンのフラッグシップ機の登場です。
 スペック的には予想の範疇で、特に驚きはありません。繰り返しになりますが、「1Ds3」の対抗馬として、ようやくニコンが高画素機をラインナップに加えた、ということですね。
 撮像素子ですが、どうもソニー「α900」と同じタイプのような気がします。画素数だけじゃなくて、細かい部分でもほぼ一緒のようです。
 ただここからは憶測を含みますが、素子は同じでも、細かいところでプロ機らしい徹底したチューニングが施されているのではないかと思います。特にローパスフィルタのあたりですね。このあたりにだいぶコストがかけられているのではないかと想像します。単なるスペック表には出てこない部分の、いわゆる作り込み・チューニングの部分の凄さですね。
 高画素を得た一方で、高感度特性と連写は平凡になりました。まぁこれは用途から考えたら、何ら問題はないでしょう。
 不満を挙げるとすれば、AFポイントがD300/D3/D700から何ら変わってないことと、ローパスでのゴミ取り機能が無いことですね。とくにゴミ取りは、割と需要があると思うのですが。
 まぁ何にせよ、価格が価格ですので、今回は物欲云々は全く起きませんでした。純粋に、ニコンの最上位機種の登場を歓迎したいと思います。
 作例も早速公式ページに出ていますが、まぁ文句のつけようがないですね。

( `.∀´)
 α900を買うときに、D3Xの影がちらついていたのは事実です。しかしこうして完全なプロ機として出てきて値段も手が出せないとなると、逆にα900で今後もやっていこうと思いました。ましてやD3Xは光学系はD3と同等ということですので、ファインダーはα900より優っているわけでもなさそうですしね。

 唐突ではありますが、SONYのデジタル一眼レフ「α900」を購入しました。

 キタムラのネットショップで295,800円。店舗受け取りにして、そこから古いデジカメ下取りで1万円引き。当然ながらカネのないオレですが、ニコンD300を売ることを前提として購入しました。
 D300を半年以上使ってきて3万枚以上撮ってきたわけですが、正直不満は殆どありませんでした。画質・機動性・フィーリングなど、満足のいくものでした。にも関わらず今回マウントの違うα900をなぜ買ったのかと言うと、
・デジタル一眼レフ史上最高といわれるファインダーを味わってみたかった。
という一点の理由になります。
 先日、日光の紅葉を撮りにいったのですが、その際D300のほかにフィルム一眼のニコンFE2を持って行きました。FE2にはポジフィルムをいれて、D300と併用する形で撮っていたのですが、そこで改めて、フィルム一眼の頃のファインダーの素晴らしさというのを感じました。別にD300のファインダーが悪いわけじゃないんですが、どこか根本的な部分で圧倒的な違いがあるのを感じたわけです。
 勿論FE2はMF一眼であり、最新のデジ一眼はもとよりAF全盛時代のフィルム一眼ともファインダーは異なるわけですが、それでもこのタイミングでファインダーの見え方をウリにしたα900が発売されるということで、飛びつかずにはいられませんでした。
 α900はライブビューもなければ動画撮影もなく高感度撮影にも強くなく、派手なのは画素数くらいです。ですが、今後EVFがメインストリームになるかもしれないデジタル一眼において、光学ファインダーを徹底的にこだわって磨き上げたというこのこだわりは評価されるべきで、また使ってみなければという気持ちに駆られました。
 カメラは外に持ち出して使うもので必然的に丈夫さが求められるわけで、その点でSONYというのが不安ではありますが、旧ミノルタのエンジニアが関わっているからという点を拠り所にして使っていきたいと思います。
( `.∀´)
 レンズマウントが変わるということは、これまでのレンズ資産が使えなくなるということです。まぁ資産というほどのものは持ち合わせていませんが、それでもこれまで買ってきたニコンFマウントのレンズが使えなくなり、またイチから揃えていくことになります。
 SONYは旧ミノルタから続くGレンズ、そしてカールツァイスブランドのレンズを供給しているのですが、どれも高価でなかなか手が出せません。
 なわけで最初の一本は、標準ズームとして使えポートレート撮影では定番になりつつある、タムロンの28-75mm/2.8(A09)を購入しました。
( `.∀´)
 昨夜、早速試写してきました。
 ファインダーの見え方は、やはり格別です。被写体の細部までファインダー内で確認が可能で、ファインダーを通しているということすら忘れそうな見え方です。当然、MFでのピント合わせもD300とは比べ物にならない容易さです。(それでもジャスピン率は高くないですが。)
 画像サイズが大きくなり、PCで等倍表示させると当然ながら「粗」も目立つのですが、ピントも露出もバッチリ合った時の描写は流石です。ただし、雑誌等で事前に指摘されていた通り、暗部ノイズの処理はイマイチな感があります。
 イメージャの性能が上がったことで、ピントや露出やノイズが悪い方向にも目立ちやすくなった感じを受けます。これは逆にいえば、撮影者の腕が露骨に出てしまいやすいということでしょう。
 また当然ながらレンズの性能も大きく影響してしまいますね。レンズ性能の悪い部分も露骨に出てしまいます。

 ソニーから、待望の35mmフルサイズのデジ一眼が発表されました。

 スペックをざっと見た上での第一印象としては、結構安いなと感じました。視野率100%のフルサイズ機でいままで40万円以下って無かったですからね。
 35mmフルサイズのイメージャを積んだデジ一眼は今のところ、キヤノンの1DsMark3に代表される高画素機か、ニコンのD3に代表される高感度機にわけられ、前者は主に商業広告用、後者は主にスポーツや報道に用いられているわけですが、今回のα900は前者に区分されますね。これまで極めて高価だった前者の路線が、アマチュアでも手に入れられる価格帯で提供されてきたということになります。
 スペック的には、ほぼ予想通りな印象です。ボディ内手ぶれ補正を待ち望んでいたユーザも多いことでしょう。
 個人的には、ペンタプリズムの性能が良さそうなところに惹かれます。ソニーはα700とかでもファインダーの見え方には定評がありましたが、それがより良い方向性に進化した感じでしょうか。
 ファインダスクリーンも交換可能でMFに向くタイプも用意されるようで、このあたりはマニアの心をわかっていますね。
 縦位置グリップを一体化せずに分離させたのは良い判断だったと思います。視野率100%の機種が欲しいけどゴツいのはちょっと…というユーザも多いでしょうから、選択の幅が増えたのは悪くないと思います。
 ただ、ボディそのもののデザインには、正直イマイチな感じも持ちます。正面はまだしも、上面(軍艦部)はあまり洗練されていない気がします。ボタン周りも操作しづらそうですし。中途半端なサイズの上面液晶なんかは存在価値があるのか疑問です。
 スペック的には十分なものを持っていると思いますので、あとは触ってみてどうかですね。
( `.∀´)
 肝心のレンズですが、ソニーはカールツァイスブランドのレンズを供給していますので、高級レンズ群は問題ないと思います。勿論べらぼうにカネがかかりますが…。これで85mm/1.4とか使ってみたら、さぞ素晴らしい絵が出るでしょうねぇ。
 エントリーからミドルクラスのレンズのラインナップが今後どうかですね。ここがソニーの弱みでもありますので、一つの鍵になるでしょう。
( `.∀´)
 他メーカーのボディとの関係ですが、ニコンD700とは直接のライバルにはならない気がします。D700は高感度、α900は高画素と、長所のベクトルが異なっていますから。
 多分、1DsMark3と被る部分の多いことから、キヤノンへの影響の方が大きいかも知れません。特に5D後継機には多大な影響を与えることでしょう。スペックも値段も。
 個人的には、このイメージャを使ったニコンの機種に期待しています。それがD3XになるかD4になるかはわかりませんが、早く出てこないかなぁと切望しています。

 ここ数日の間に、キヤノンとニコンの中級デジ一眼の新型が発表されました。買う気は無いものの気になる要素もあるので、少し触れてみます。

 キヤノンが「50D」、ニコンが「D90」。価格差はD90が約3万円やすいようです。
 オレがニコンユーザであることからニコンを贔屓目に見ていることを考慮したとしても、今回はD90の方が良い気がします。
 50Dはどうやら40Dの後継という位置づけでは無いようで、しばらく併売されるようですね。それは良いのですが、ならばなぜAPS-C機の決定版といえるようなものにしてこなかったのか、疑問が残ります。
 イメージャが1510万画素となりましたが、このクラスのカメラを買うユーザにはそれほどの魅力にはならないでしょう。多くの場合において、これだけの高画素が必要ないことを知っているからです。
 たとえば5万円高くしてでも視野率を100%にしたり、連写を8コマにしたりといった要素をいれても良かったんじゃないでしょうか。
 ライブビューでのコントラストAF搭載や背面液晶の高画素化、高感度域使用可能、CFのUDMA対応などは最近のトレンドを取り入れた進化と言えますが、新たな魅力にはなり得ていません。
 そんな50Dですが、注目なのは映像エンジン「DIGIC 4」でしょう。この新しいエンジンが果たしてどういった絵を生成するのか、これはこれ以降のキャノンのデジ一眼にも影響することですので、注目に値するでしょう。
 一方のD90ですが、こちらはニコンらしいミドルクラス機の仕上がりとなったようです。D200が出た後のD80のように、今回もD300の特徴をうまく落とし込んだ感じがします。イメージャも同じものっぽいですし。更にD700からinfoボタン等を引き継いだりしていますね。
 50Dと同様に、こちらも背面液晶の高画素化や高感度域使用可能になりました。もうミドルクラスではこれが当たり前になりつつありますね。
 D90のウリは、やはり動画撮影可能という点になるのでしょうか。確かに720pでの撮影が可能というのは良いですが、24fpsでしかも最大5分というのはちょっと残念ですね。
 動画撮影をメインに据えてこのカメラを買う人がどの程度いるのか謎ではありますが、コンデジがだいぶ前から動画撮影可能だったことを考えると、それに慣れているコンデジユーザがステップアップとしてD90を選ぶ可能性は十分あり得ますね。
 両者の比較という点では、価格が高いだけあって、性能的には50Dに分があります。連写速度は50Dが上ですし、AFセンサも50Dは全9点がクロス化されています。
 他方、重量はD90の方が100g強軽いようです。
( `.∀´)
 オレが50Dに対して良い印象を持っていないのは、たぶんキヤノンのAPS-C機ラインナップに50Dの上のクラスが無いこと、つまりAPS-C機の決定版が存在しないことが割と大きくて、この50DがキヤノンのなかでのAPS-C機の最上位機種になってしまっているという点を不満に感じています。
 
 ニコンD90の場合は上にD300がありますが、キヤノンにはそれがありません。この違いです。ステップアップをするにも、選択肢が限られてきます。特にレンズ選択の幅が狭くなることを痛いと感じる人は多いはずです。
 このあたりは、ニコンの販売戦略が間違いなく勝っていますね。ラインナップがうまく出来ています。
 キヤノンは昨年の年末商戦からニコンに押されていますが、今回の発表においてもそれが出てしまった感があります。
 ロングヒット商品となっている「5D」の後継をまだかまだかと待っているユーザは多いと思いますが、今回それは出ませんでした。おそらく年末にあててくるのだと思いますが、ペースを上げて先行するニコンを果たして追い抜けるか。完成度の高い機種の後継というのは開発が難しいと思いますが、頑張って欲しいものです。

 D300のショット数が1万ショットを超えました。カウンターリセットであります。
 撮影会にいくと一日で1000ショット位は普通に撮ってしまいます。ここで重要なのは、その1000ショット=1000枚をPCに移した後にどのように扱うかになります。
 ここにきて、その1000枚のその後の作業フローがだいぶ固まってきましたので、手順の整理の意味もこめてメモっておきます。長文です。
( `.∀´)
 撮影時は、基本的にRAWデータでしか記録していません。
 JPEGのみだとWBや露出など後から変えたい時に許容量や自由度が低く、RAWで撮っておけばと後悔することがあるからです。JPEGとRAWの同時記録という手もあるのですが、データ量的に増大してしまうことと、どちらを本軸とするかという点で迷ってしまう可能性があります。
 基本的に面倒くさいことは好まないオレですが、最近はRAWデータを扱うことが容易なソフトが増えてきましたので、それほど苦なくRAW撮影からJPEG書き出しまで行えます。
 使用するソフトは以下の3本です。

 まず、PicmvでCFからカードリーダを介してPCに画像データを転送します。便利なのが転送時にファイル名のリネームが可能なことで、Exif情報をパラメータ指定でファイル名に付したり保存先フォルダを可変させたりすることが可能です。
 オレはここで秒も含んだ日時をオリジナルなファイル名の後ろに追加して、カメラ側による連番+秒を含んだ日時という組み合わせにし、ファイル名としてユニークなものになるようにしています。また保存先フォルダはExif情報から日付を使用して生成させています。
 こういった転送系のソフトはフリーウェアやメーカー純正ソフトなど色々あると思いますが、Picmvはシンプルで一度設定してしまえば後はワンボタンで使えるのが魅力ですね。常駐せず都度起動させるスタイルも個人的には気に入っています。
 転送が終わったら、画像ファイルを選別する作業にはいります。ここが一番時間がかかり、なおかつ重要な作業です。ここで使うのがRAW対応画像ビューワのPhotoStageProで、フリーウェアとは思えないほど便利なソフトです。
 まず、明らかな失敗写真を消していきます。ピントがきていないもの、構図がイマイチなもの、モデルが目をつぶっているもの、いらないものが写っているもの、適性露出を大きく外しているもの等。一枚一枚細かく見るのではなく、パッと見でサクサク進めていきます。これで全体の2〜3割が消えていきます。失敗写真は少なければ少ないほど良いわけですが、カメラのAFの限界もありますので、最近はあまり気にしないようにしています。勿論、消すのが4割を超えるようだと反省点も出てきますが。
 失敗写真をとりのぞいたら、次は吟味に入ります。細かいピントチェック、構図が近似したものの比較、モデルの表情等。失敗ではないけれど残しておくほどでもない、というレベルのものも消していきます。
 撮影者である自分は自分の作品にどうしても甘くなってしまいますので、ここではそれを意識して厳しい眼でみるようにしています。「コレもいいけど次のもいい。その次のも悪くはないし…」というシチュエーションが頻発するのですが、ここでの判断が一番大変ですね。スタンスとしては、「ダメな方を消す」というよりかは「より良い方を残す」という感じです。つまり、減点法ではなく加点法ということですね。まぁそれでも、本当に選びきれないときはどちらも残すようにします。後からみてまた評価がかわることもありますし。
 2回の選別を経て、大体200〜400枚に絞られる事が多いです。
 選別が終わった画像ファイルはRAWデータですので、これをJPEGに書き出す必要があります。RAWデータはそのままでは写真として見られたものではありませんので、現像ソフトで味付けしてやる必要があります。ニコンにはCaptureNXという純正ソフトがあり、これを使うのが本来であれば一番良いのですが、操作性や安定性の面で問題がありすぎるので、AdobeのLightroomというのを使ってます。
 LightroomはPhotoshopほど多くの機能はなく現像を中心とした作業に特化したソフトで、インタフェイスなどかなり考えられて作られています。
 現像時に設定できることは多いのですが、殆どの場合は以下をイジるだけで満足のいく画像が得られています。

  • 色温度調整 … 殆どの場合、カメラの撮影時の設定のホワイトバランスで問題ないですが、肌の色味をより記憶色に近づけるときにイジります。色かぶりも同時にイジります。
  • 白飛び軽減 … ヒストグラム上及びプレビュー画像上で白飛びしている部分が確認できるので、それをみながら調整。
  • 黒レベル … 白飛びと同様、確認しながら調整します。
  • 明るさ … 説明不要ですね。これが破綻していると見られたものではありません。
  • コントラスト … 基本はあまりイジりませんが、眠たい場合は強めにします。
  • 補助光効果 … 被写体の肌を気持ち明るめにしたい時とかに使います。
  • 自然な彩度 … 鮮やかさが欲しいとき、ほんの少し上げます。
  • HSL … 特定の色味を調整したいときに変化させます。やっぱり肌が一番気になりますので、レッド/オレンジ/イエローの色相や輝度をイジる事があります。

 トリミングはそれほど行いません。撮影時にベストな構図になるよう心がけたいからです。あとはたまにスポット修正ツールを使います。いわゆるゴミ取り機能ですが、かなり使いやすいです。
 現像設定が終わったら次の画像へ。これの繰り返しです。慣れるとパターン化できるので、それほど手間はかかりません。
 一通り終わったら、JPEG書き出しを行います。リサイズも行った方が見栄えが良くなりますので、3000*2000程度への縮小も同時に行うようにしています。Lightroomは現像設定とJPEG書き出しを別行程で行えるあたりも便利です。
 気に入った画像があったら、現像モードからプリントモードに切り替えて印刷します。また、本当に傑作だと思えるのがあったら、メタデータであるレイティングを満点に設定しておきます。
( `.∀´)
 かなり長くなりましたが、こんな感じです。
 画像の選別が一番大変になりますが、やはり少しでもうまくなりたいのなら必要なのかなと思っています。見返すことなく撮りっぱなしでは、やはり自分の写真の良いところも悪いところも見逃してしまいそうで。
 サムネイルを大きめに表示させて一覧のなかから良いものをピックアップしていくという方法もあるかと思いますが、オレはあえて良い写真以外は消すという手法をとっています。イマイチな写真は残しておいても後でみること無いんですよね。勿論、HDDの節約という面もあります。
 しばらくはこんな感じでやっていきたいと思っています。

 現在使っているD300と前に使っていたD80、どちらも1000万画素を越える機種になりますが、PCで等倍で表示させて画像チェックしていると、主にポートレートにおいてピントがズレているものが多いことに気付きます。高画素化に伴い、こういった細部が気になってきますね。
 ポートレートはカメラを縦にして撮る事が多いのですが、縦位置で撮ったものと横位置で撮ったもののピントを見比べると、縦位置の方が圧倒的にピントがズレている(=ジャスピンではない)ものが多い傾向にあります。
 レンズの前ピン・後ピンという要素もあるにはありますが、どうもボディのAF機能によるところが大きいのではないかと感じています。
 
 D300の場合、AFのセンサーは中央付近はクロスセンサですが、周辺はラインセンサになるようです。クロスは縦と横、ラインは縦方向のみになります。
 ボディを縦位置にするとラインセンサの方向は横方向になるわけですが、これがどうもポートレートにおけるモデルの目にあわせるAF操作との相性が良くないんではないかと。
 コサイン誤差を避ける為になるべく構図にあわせてAFポイントを選択していますが、なかなか中央のクロスセンサのポイントに合わせられる構図は少なく、多くが周辺のラインセンサのポイントに合わせる操作をしています。以下想像になりますが、人間の目のあたりというのは、横のラインよりも縦のラインの方が測距しやすいのではないかと。
 
 まぁ単純に考えて、クロスセンサの方が精度は高いわけですから、なるべくラインセンサのポイントは使わずに、クロスのポイントで合焦させてそこから振って撮る方がいいのかも知れません。要は、コサイン誤差を恐れずにやってみるか、ということです。多分その方が、ピンボケ率が減るような気がするんですよね。
 ちなみに横位置での写真の方がピンボケ率が低いのは、多分横位置の方がクロスセンサを使っている率が高いから、という気がします。
 以上の傾向は、主にズームレンズに現れているもので、50mm/1.8の単焦点では殆ど気になっていません。使用場所や使用用途が違うので一概には言えませんが、このあたりのが単焦点とズームの差なのかも知れませんね。

 D300を購入してから、360を殆ど起動しなくなりました。これは純粋に、今までゲームやってた時間が写真関係の作業にあてられるようになったからです。まぁ作業つっても、画像の整理とかなんですが。
 このあたりの趣味に費やす時間の推移のわかりやすさがオレの特性であって、別に360に飽きたとかではありません。もう少しパラレルに趣味に接することが出来ればいいのかも知れませんが、そういう器用さは無いですね。
( `.∀´)
 レンズを2本買いました。

 50mmの方は、D300購入の前、つまりD80時代に購入していたものです。
 主に室内ポートレート用にということで、明るい単焦点を探していました。ニコン純正でF値1.4と1.8があり、値段もそれほど高くなく…どちらにしようか迷いましたが、最終的には安さとクセのなさそうな点から1.8にしました。
 さすがにズームレンズとは描写が異なり、特にピントが合った時の解像感は素晴らしいものがあります。コストパフォーマンスは凄いものがありますね。
 トキナーの535の方は、50-135mm/F2.8のレンズ。屋外ポートレート用に購入しました。F2.8通しのちょい望遠ズームということであまり安くはなかったんですが、それだけの価値はあると判断して思い切りました。
 実際、映りは良いです。ただ、ちょっとクセがありますね。ピントの山が掴みづらいというか。重量に慣れていないオレがブラしているだけかもしれませんが、もう少しジャスピン率を高めないといけません。
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 ボディ新しくしてレンズも買って、んで何を撮っているのか? これですが、主に女性ポートレートを撮っています。要は、お姉ちゃん撮りです。
 まぁオレのまわりにはモデルになってくれそうな人はいなく、また無理にお願いするものでもないですから、必然的に撮影会とかに参加することになります。
 D80の前のE-500の頃から1対1の個人撮影的なものは数回やっていましたが、ここ最近は大規模撮影会の方にも足を運んでいます。大規模なやつはまわりがカメコならぬカメ爺ばかりで雰囲気にまず圧倒されてしまうのですが、モデルの前ではそんなこと関係なくひたすら撮るのみです。大規模な方は値段も安く、また半日くらい楽しめるので、結構ハマりつつあります。
 勿論、1対1も非常に面白いのですが、こちらはお金が高めですので、そう頻繁には参加できません。
 こういう撮影会に参加し出すと、我ながら「オレも一端のキモ・カメコになりつつあるなぁ」などと思ってしまいますが、まぁ以前からイベントコンパニオンとか好きでしたし、そもそもベースにアイドル好きがあるわけですから、この流れは自然なのかも知れません。いやむしろ、遅いくらいかも知れません。
 まぁ、ようやく自分に正直になれてきたのかもしれませんねw。可愛い女性やキレイな女性に被写体としての関心がないMakoXなど、それこそ不自然でしょうねww。
 というわけで、カミングアウトというほどのものではないですが、一応報告でした。
( `.∀´)
 D300ですが、既に撮影枚数が4000ショットを超えました。D80での最終カウントが3600ショット位でしたので、既にD80を超えてしまいました。
 1月に掲げた年間目標ショット数も既に合算では超えてしまいました。撮影会での撮影枚数をあまり考慮していなかったので目標値として不適切だったかも知れません。
 目標値を上方修正することになりますが、とりあえずは半年(6月末まで)でD300にて1万ショットという感じでいきたいと思います。
 あとは、どれだけ良い写真が残せるか、ですね。沢山撮るのはデジタルですからそう大変ではありません。が、その中で「これは残しておきたいな」と思うものはわずかであります。その率を上げていくことが重要ですね。