Archive for 7月, 2008


外付けHDDが故障(電源部故障で漏電)

 先週のある日、帰宅してメインPCに電源をいれメールチェックでもしようかと思ったところ、突如として部屋のブレーカがトリップし(落ち)、真っ暗な状態となってしまいました。
 分電盤は部屋の入り口にあるのですが、ちょうどその前にオープンラックを置いていて、真っ暗のなかLEDライトを頼りにラックをずらしてブレーカまでたどり着くのがなかなか難でした。そんなところにラックを置いている自分が悪いのですが…。
 ブレーカ2つと各系統へのスイッチがあり、ブレーカの片方がトリップしていたので復帰させてみたところ、有無を言わさず復帰させた直後にまたトリップ。何回繰り返しても同じ。
 分電盤をよくみてみたら、メインのMCBはトリップしていなく、ONの状態でした。隣の漏電遮断機がトリップしており、ここでようやく過電流によるトリップなのではなく、どこかで漏電しているのを検知してのトリップであるっぽいということに気づき始めました。確かに電気機器の使用状況は普段と変わらぬものであり、過電流でのトリップとは思えない状況でした。
 どの機器で漏電が起きているのを切り分けるために、各電源系統へのスイッチをON/OFFしていき、居室の壁コンセント系統であることを確かめました。壁コンセント使用機器は沢山あるわけですが、一番クサいPC関連のコンセントに着目し、一つずつ確かめていきました。テーブルタップやら蛸足配線やらでなかなか面倒でしたが、何度もトリップと復帰を繰り返していくなかで、USB接続の外付けHDDが原因であることが判明しました。このHDDの電源をいれた瞬間にブレーカがトリップするわけです。
 HDDの電源をいれただけで部屋全体の電源が全断されるという現象に自分でも驚きましたが、しかしこれが事実なのですから受け入れるしかありません。
 以前べつの外付けHDDを使っていて、それの電源部が壊れたことがありました。ですので今回も電源部が壊れたことについては別段驚きはせず、それよりも中のHDDのデータが無事かどうか、そこが気になりました。
 分解してみると中のHDDはIDE接続のものでした。ので普通にIDE接続してみたところ、中のデータは無事認識してくれました。既にHDDはSATAに移行していてIDEのものを使う気はないので、取り急ぎ別のドライブにデータコピーしました。
 故障したと思われる電源部については、目視では異常を確認できませんでした。ふつう電源部の故障というと電源が入らなくなったりすることが殆どだと思いますが、漏電ということでどこかが絶縁されなくなったとかそういうことなのでしょうかね。
 電気機器ですので遅かれ早かれ故障するのは仕方ないのですが、それでもこの外付けHDDを購入したのは2007年の1月のことであり、約1年半での故障ということで、その点は不満です。
 既に保証期間を過ぎており、また修理する気もなかったのですが、漏電に至る故障が事例として過去にあるのかどうか気になりましたので、バッファローのサポートに電話してみました。結論としては、過去にそのような事例は(少なくとも顧客データベース上には)無いということで、詳細については電話口ではわからないので修理センターに送付して欲しい、ということでした。こちらとしては事例があるのかないのか、また技術的にみて発生し得るのか、といったことを確認したかったのですが、あまり期待した答えは返ってきませんでした。
( `.∀´)
 なかなか驚いたことでしたので、備忘録もかねて日記にしておきます。ブレーカがトリップする(落ちる、飛ぶ)のは普通過電流によるものが殆どかと思いますが、今回のように漏電が原因で起こることもあるわけで、教訓的にはいい体験になりました。メインのMCBと漏電遮断機が別に設置されている分電盤でしたので切り分けが早かったのが救いです。これがメインのMCBに漏電遮断機が一体化されているタイプだと、慣れてないとわからないでしょうね。
( `.∀´)
 ブレーカートリップについて、そういえば寸゛さんが前にネタにしていたなと思い出し、

を見直してみましたが、「トリップした」と答えたくて「その他」にした人が何人かいたのかな、とか思ってみたり。オレも今の仕事をする前は「落ちた」「飛んだ」と言っていましたが、最近は「トリップ」という言葉がでるようになってきました。なんかそれっぽい言葉で割と気に入っていますw

メインPC・キャプチャPCともにスペック新調

 先々週、久々にPC関連の物欲がでて、通販でちょこちょこ買ったりして先々週末に組み上げました。
 
 以下、簡単な構成です。(特に明記のないものは旧環境からの流用品です。)
☆メインPC
 CPU:Core2Duo E8400 (新規購入:21,000円)
 M/B:GIGABYTE GA-EP35-DS3R (新規購入:12,000円)
 MEM:Elixer DDR2 2GB *2 (PC6400)
 HDD:いろいろ
 VGA:ZOTAC Geforce7900GS
 Sound:SoundBlaster Audigy4
 Video-Out:Canopus VideoGate1000
 Power:SilentKing5 500W
 OS:WindowsXP Home
 用途:
  普段のメール・ネットからゲーム、画像編集整理を扱う。
  ビデオ出力カードを使い、テレビへの動画出力をしている。
  電源がイマイチなので質のよいものに換装したいところ。
  またビデオカードも古くなったので、重いゲームやる場合は換装するかも。
☆キャプチャPC
 CPU:AthlonX2 4850e (新規購入:9,800円)
 M/B:GIGABYTE GA-MA78GM-S2H (新規購入:10,800円)
 MEM:Elixer DDR 1GB *2 (PC6400)
 HDD:いろいろ。(新規購入:SATAの500GB:8,000円)
 VGA:オンボード
 Sound:オンボード
 Video-Caputure:Canopus DVTX200-plus
 Power:ケース付属
 OS:WindowsXP Professional (新規バンドル購入:2万弱)
 
 用途:
  キャプチャとエンコードを専属でやらせる。
  スペックはそこそこで、省エネタイプのCPUを選択。
  PV4を購入しケーブルテレビからHD映像のキャプチャをやってみたい気もする。
  (↑PV4注文しそのうち組み込み予定。)
  XP Proにしたのは、メインPCからリモートデスクトップで操作するため。
( `.∀´)
 キャプチャPCの方はすこぶる好調なのですが、メインPCの方が組み上げ直後から不安定で、色々やっているうちにBIOSのPOST画面ですらフリーズするようになってしまいました。
 電源やメモリ、HDD類は以前の環境と変えていませんので、新しくしたマザーボードかCPUが原因と断定し、現在マザーを初期不良の疑いとして販売店に返送しチェックさせています。
 とりあえず換装前のパーツはまだ手放してなかったので、一時的にAthlon64 X2環境にもどしています。
( ´ Д `)
 今回メインPCのスペック変更をしたねらいとしては、デジカメ画像のRAW編集の更なる高速化があります。Athlon64 X2 5200+もそれほど遅いわけではなかったのですが、物欲との相乗でスペック変更を試みてしまいました。
 ちなみにメインPCは昨年7月に大幅に入れ替えており、ちょうど1年でのイジりという感じになります。
 Core2Duo E8400は非常にコストパフォーマンスのよい2コアCPUで、オーバークロックで遊ぶことも出来、それでいてTDPは65Wとまずまず省エネと、いま一番人気のあるCPUですね。クロック数も定格で3GHzですから、ゲームにも向いています。
 クアッドコアは今回は避けました。確かにエンコや対応ソフトでのパフォーマンスは魅力ですが、発熱とクロック数、値段からどうも触手が動きませんでした。
 ビデオカードは流用ですが、最新のゲームを遊ぶにはやや非力と思われます。今年の1月にモニタを24インチワイドにしてからゲームを殆どやっていないので確認できていませんが、ドットバイドット表示でやる場合は、当然ながらゲーム側もそれなりの解像度にしないと迫力とかが無くなりますからね…。その高解像度でスムーズにゲームやるなら、やはりそれなりのビデオカードが必要だよな、と。
 今はGeforceなら9600GTが安く、またその上の9800GTXも値下がりしていますので、このあたりが狙い目になりますね。
 電源は正直もう少し良いのが欲しいところです。今のは急場しのぎで買ったもので、それをずるずる使っている状況ですので。暫く先になるかもしれませんが、2万弱くらいの安定性ある電源をチョイスしたいところです。
 ともかくまぁ、マザーが不良だったとするならば、良品を早く送ってほしいものです。
( `.∀´)
 キャプチャPCについては、実は動画一時保存用のHDDがつい先日物理的に死んでしまったのがきっかけで、そこからCPUの不満等もあり、スペック変更するに至りました。
 これまで使ってきたのがPentium4の2.4GHzで、これでH264を使ったエンコードをさせると遅すぎて(実時間の10倍近く必要になる)実用的でないので、リプレイスすることにしました。Xvidならばそれなりに使えるのですが、折角いいcodecがあるのに使わないのも勿体無いので。
 エンコードさせるマシンですのでCPUは速いに越したことはないのですが、かといってそれほど大量の動画を次々とエンコードさせるわけでもないので、価格と発熱と性能のバランスのよいAthlonX2の省エネタイプにしました。
 組み上げたあと試しにH264でエンコードしてみましたが、640*480の動画で大体実時間と同程度のエンコ速度でした。まずまずといえるでしょう。
 HDDはHITACHIの500GBを新たに買い、これを使うことにしました。これまではIDE接続のみでやっていたマシンですので、SATAが必要になったこともあります。これに修理上がりで返送されてきたものの未使用だったSeagateの320GBを組み合わせる予定です。(こちらは未着手)
 キャプチャカードですが、PV4を注文しており、これを組み込む予定です。ケーブルテレビのセットトップボックスがD3出力を持っており、地デジもきていますので、せっかくのHD映像をPV4で録るべきだろうな、と。ただしPV4は相性問題がかなりあるようですので、もしこのマザーで動かなかったら、そのときはまた悩むことになります…。
 PV4が安定動作したなら、以前使っていたカノープスのMTVX2004HFとの二枚挿しを試す予定です。PV4だけでは容量食い過ぎますので、残すほどではない番組はMTVX2004HFによるハードエンコMPEG2でいいかなと。
( `.∀´)
 こんな感じですね。まだまだ着手途中です。はやいうちに安定させたいところですが。。