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℃-ute、レコ大最優秀新人賞オメ

 かつてほどの勢いが無くなったハロプロ全体ですが、℃-uteだけは元気でしたからね。もう何年も前から見ているメンバーですが、改めてメジャーデビューし最優秀新人賞ということで、これは祝って良いですね。
 勿論、他の候補者にめぼしいのがいなかったり、有力な人達が辞退というのもあるとは思います。
 いち早く結成されたベリ工に対して後発の℃-uteにはどうしても「売れ残り」的なイメージがつきまとっていましたが、今年の売り上げやこの受賞により、名実ともにベリ工に並ぶ存在となり、ハロプロの中でも確固たる存在感を示したことは間違いないでしょう。
( `.∀´)
 それにしても、エビちゃんと押切もえの進行はどうなんでしょうか。司会の神とも言える堺が隣にいるからかも知れませんが、誰がどうみても下手ですよねw 特にエビちゃんは棒読み感が凄くて、どう見ても向いてないですね。

「あいのり」一挙放送

 お盆ということなのか、フジ721で昼前から「あいのり」の一挙放送をやっていて、昼飯食いながら見ていたら続きが気になって見入ってしまい、半日つぶしてしまいました。
 展開が遅いんだか速いんだかよくわかりませんが、まぁ続きが見たくなる構成ですね。特に好みの女性がいると、つい気になって見てしまいます。
 今回見たなかでは、ゆーみんという大学生が非常に良かったです。ルックスそのものは地味目でしたが、言動等からみえる素人らしさが可愛くて、こういうタイプはドラマや映画では難しいだろうなぁと思いました。
 しかしまぁ毎週欠かさず見るというのは辛いですな。一挙放送だからつい見てしまいましたが、録画とかしてまで見るものでもないかと。でも視聴率高いわけですから、恋愛好きな女性とかが欠かさず見ているんでしょうね。

「アンフェア」

 篠原涼子主演。刑事もの。
 見る前は刑事ドラマによくある一話完結型かと勝手に思っていましたが、実際はシリーズ通して話が進んでいくタイプでした。
 個人的には一話完結型の方が好きなんですが、サスペンス色の強い今作は連ドラらしい先がきになる展開に仕立てられており、悪くは無かったです。
 篠原演ずる女刑事のキャラクタは良かったですし、何より悪役になった濱田マリが見事でしたね。捜査一課管理官役の寺島進もキャリアらしくないところが良かったです。
 ただ、最終犯人が、どうも釈然としない部分はあります。設定的には悪くないのですが、それまでの進行がどうも否定されてしまう部分もゼロでは無い気がして、そこがどうなのかなと。具体的に書くと完全なネタバレになりますので避けますが、違和感という点ではすっきりしないところがあります。
 評価的には、文句無く ★★★。満点です。
( `.∀´)
 単発のSPもあるようですが、DVDが借りられずまだ未見であります。

「優しい時間」

 いわゆる倉本聰ドラマをちゃんと観るのはこれが初めてだったりします。
 あまり激しい展開や派手な演出はなく、北海道のゆったりとした時間の流れのなかで、父と息子の関係が描かれています。
 連ドラでありますが、ネタを引っ張って来週というつくりではなく、基本的に一話完結。毎週エピソードを消化しつつ、大筋のストーリーが進んでいく感じです。
 んまぁ、文句無いドラマです。完全に雰囲気にやられてしまいました。何気ない喫茶店での常連客とマスターという絵面が、客に豆をひかせるというのと相まって、成立してしまうというのは完全に舞台設定と演出の勝利でしょう。
 非常にどうでもいいことですが、寺尾聰はもう少しスマートさがあるのかなと思っていましたが、案外どこにでもいそうなオヤジという感じで、意外でした。
 長澤まさみは役がヒステリックなのか地がヒステリックなのかわかりませんが、声を張り上げた時の不快さは凄いですね。というかこの役、馬鹿すぎじゃないですかね。
 ★★★。
 視聴率は15%前後だったようですが、それは恐らく仕掛けの問題であって、中身そのものは20%オーバーしていてもおかしくない出来だったろうと思います。

「けものみち」

 米倉涼子主演の清張ドラマ。「黒革の手帖」に続くテレ朝第二段という位置づけのもの。原作は未読です。
 うーん、まぁつまらなくは無いけれど、特出した面白さがあるわけでもなく、清張ドラマという看板にだいぶ助けてもらってるなぁという感想です。
 麻布と呼称される鬼頭洪太の黒い迫力やその周辺にこれでもかと渦巻く陰謀策略など、原作が長編小説なのでそのあたりの進行の二転三転が激しく、その点では飽きさせることなく見せてくれました。
 ただ、突き詰めれば、小説向きの内容なんじゃないか、とも思えてしまいますが…。
 個人的には鬼頭洪太の黒い部分をより露骨に見たかったのですが、民子を中心に据える限りは今作くらいが限界なのかな、という気もしました。
 連ドラとして楽しめましたが、後に残るものは特に無かったという点で、
 ★★☆ まで。

「2ndハウス」

 これは非常によく出来たバカドラマでした。お色気あり、妄想あり、夫婦ゲンカあり。それらのベースは全て冴えないリーマンで、そんなリーマンが若い娘と出会うところからはじまる恋愛のドラマ。
 磯山さやかは演技の質はともかく可愛く、長野博はジャニーズながらリーマンそのものであり、妻役の今村恵子もハマっていて、キャストは良かったです。妄想レディはやはり一号である津乃村真子が一番可愛かったです。nao.は表情が一定で人工的で…。
 まぁ人生において観るべきかどうかと問われたら、間違いなく観なくても良いドラマであると答えますが、でも十分楽しめたのも事実で、深夜帯らしい特性を持った適度なお色気ドラマとして評価されて良いと思います。
 ★★☆。

「ブラックジャックによろしく」「同 〜涙のがん病棟編〜」

 コミックの方は以前にガン病棟編まで読みました。
 んでこのドラマ。うーん、主人公のアホさ加減が鼻につくというか、こんなバカなヤツ存在しねぇよと終始思ってしまいました。
 生死について馬鹿正直過ぎる主人公、コミックでも若干違和感があったのですが、これが実写ドラマになると何十倍にも増幅されて見えてしまいました。完全なフィクションならまだしも、医療に関する部分は物凄くリアルにみえるものも多く、そのギャップにより主人公の漫画的キャラクタが余計に非現実的に思えてなりませんでした。
 内容そのものは良くできていたと思いますが、上記のことがあるので評価は厳しく
 ★☆☆
とします。

「オヤジぃ。」

 田村正和主演のホームドラマ。
 本放送時の平均視聴率24%、最終回28%ということらしいですが、確かにそれくらいの数字をとるだけの出来ではあると思います。
 ホームドラマとして奇をてらうことなく王道な内容なので、特にコレといったコメントはできませんが、まず観て損の無いドラマだと言えるでしょう。
 あ、矢沢心のガングロはハマリ役だったかもしれません。
 ★★☆。

「黒革の手帖」「同SP」

 松本清張原作のテレ朝ドラマ。米倉涼子主演。
 ストーリーに奥深さを期待して観ていましたがどうにも筋違いだったらしく、肩透かしをくらった感じです。
 確かに魑魅魍魎とした世界が描かれてはいましたが、駆け引きのなかで昇華されたものは少なく、ただ緩やかな進行のなかで一つ一つの駆け引きがあるなぁ、という程度でした。
 小林稔侍演ずる美容整形医のわかりやすいスケベさが笑えました。津川雅彦が演じたのは最初かなりドス黒い印象でしたが、その後の会話シーンなどでは老獪ではあるが背後にある強大な力はそれほど感じさせなかったですね。ギバちゃんはそれほど存在感なし。
 ★★☆。つまらなくは無かったですが、清張作品ということで期待し過ぎな部分はあったかも知れません。
( `.∀´)
 んでスペシャル版の方ですが、こちらは最終回からの続くもの。とはいえ本編のラストを補完するようなものでもなく、あくまで京都に移ってからこういうことが起こった的なストーリー。清張は清張でも違う作品が原作とのこと。
 こちらもつまらなくは無かったですが、本編との兼ね合いは薄いので、本編だけで十分という気もします。

「救命病棟24時(第三シリーズ)」

 第三弾。今回は首都直下型大地震が発生、災害時の救急医療がテーマ。
 第一シリーズで指導医と研修医の関係だった二人が再会というもの。しかしオレは第一シリーズを観ていない(DVD化されてない)ので、その点に特に感慨などなし。
 よどみなく変化があり楽しめましたが、幾つか気になる点がありました。まず、仲村トオルの娘がずっと病院に寝泊りしている点。別段ケガなどがあったわけでもなく、また父親が常にいるわけでもないのに、何でずっといるのかと…。静岡の病院に移送された母親のもとにいる方が、よっぽど自然に思えます。まぁ配役の子役は可愛いのですが。
 あと、仲村トオルの演説の不自然さ。頬に空気ためて大声だすような政治家いないでしょう。
 各キャストの性格付けがちょっと極端かなとも思いましたが、まぁそれはドラマですから仕方ないでしょうか。
 採点は、★★☆ とします。限りなく満点に近いですが、第二シリーズの完成度と比べると若干落ちるので、その分がマイナスになります。