注文していた水着が届きまして、そこそこ近い区営の公共プールに行ってきました。タイトル通り、10ウン年ぶりの水泳です。
 プールに着き、まずは利用カードを購入。300円で2時間分。このカードを入り口のゲートに通して入場。退場も同様のゲート式で、時間を延長した場合は精算機で精算してからカードを通すという形らしいです。延長は60円/30分。
 ロッカールームで水着に着替え、キャップを被る。最後にコンタクトを外し、度付きゴーグルを装着。準備が整い、いざ出陣。
 平日の昼間ということで、空いていました。オレが行った時間帯はたまたま団体利用も無く、25m×7レーンが個人利用可能でした。最近はアクアウォーキングが流行っているらしく、それも考慮したコース分けがされていました。本格的に泳ぎたい人は一方通行レーンを往復するスタイル。ちなみに他の客はジイさんバアさんばかり。若いのは…あ、監視員が若いですね。そういう感じです。
 準備運動を終え、いざ入水。思ったよりも冷たくなく、なかなか快適。まずは水に慣れる為、ジイさんバアさんに混じってウォーキングを2往復ばかししました。すると、「休憩タイムでーす」というアナウンスが流れ、どうやら上がらなくてはいけないらしく、一時中断。監視員のホイッスルで休憩時間が始まり、10分間ほど強制的に休憩してました。10分後に再びホイッスルで再開。
 さて水にも慣れてきたので泳いでみるかと、人の少ないレーンへ移動。壁を勢いよく蹴りスタート。推進力が無くなってきたところで、クロール開始。フォームがどうとか関係なく、ひたすらクロール。クロールってこんなもんだったかと思いつつクロール。さて息継ぎを…あれ、息継ぎってこんなに難しかったっけ?とふと思ってしまった位、スムーズに息継ぎが出来ません。どのタイミングで、どの程度顔を横に上げるのか、そのコツが全くわかりません。一応定間隔で息継ぎの動作はしているんだけど、空気をちゃんと吸えてないのです。そんな調子なので15m付近で苦しくなって足をついて止まってしまいました。おかしいなぁと思いつつ、またクロールで何とか反対岸まで到着。ぜぇぜぇぜぇぜぇと凄く疲れているオレ。あれ、水泳ってこんなに疲れるものだったか…。
 このあと続けてクロールで何本か泳いでみましたが、いずれも25m完泳するには至らず。呼吸がスムーズに行えず途中で苦しくなって止まってしまうの繰り返しでした。
 クロールに飽きたので(というか挫折に近いですが)、平泳ぎを始めるオレ。最初は息継ぎがスムーズに行えませんでしたが、割とすぐに息継ぎのタイミングが何となくわかってきて、とりあえず25m完泳に成功。昔水泳をやっていた頃は、平泳ぎって他の泳法と比べてテンポが悪いというか推進力が弱く時間がかかる泳法だったので嫌いでしたが、今日は少し好きになってしまいました。
 平泳ぎを何本かやったあと少し休憩して、いざまたクロールに挑戦。休憩中に他の人のクロールの息継ぎタイミングを見て、それを参考にして自分のクロールも少しは改善できれば…と思いながら何本か泳いでみると…なんとか25m完泳に成功! はぁー、疲れました。うーむ疲れるぞ、水泳。
 呼吸を整えていると、また例の「休憩タイム」のアナウンスが。何だよまたかよ…と思いつつ時計を見ると、前回の休憩終了から50分経っています。初回だからこんなもんかなという感じで、本日の水泳を終えることにしました。
 帰宅時に、全身の各筋肉から何とも言えぬ違和感が。うーむ、これは筋肉痛の前触れっぽいな、と。ここで普段の運動不足を痛感すると共に、10ン年というブランクによって泳法・呼吸法をほとんど忘れてしまっていたという事実を再認識しました。スマートに泳げてないから、無意味に馬力を上げてしまっていたんですよね。
 今日の反省点としては、昔の「速く泳ぐこと」を捨てきれずに泳いでしまっていて、それが焦りとなって息継ぎとかフォームが大崩れしてしまったということでしょうか。何も今から競泳選手を目指すわけではないですから、速く泳ぐことは二の次にして、まずはゆっくりでも楽に長く泳ぐことをベースにするべきなんですよね。まぁ今回はブランクがあまりに長すぎたので仕方ないですが、次回からはそれを念頭に置いて泳いでみます。

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