ダイヤテック・製品情報
 既に一ヶ月位前の話なのでわざわざ書く必要もありませんが、まぁ壊れたキーボードのかわりに新たなキーボードを購入しました。FILCOのZEROシリーズのかな表記無しの黒モデル。
 スペースバーが大きい(幅が広い)、メカニカルスイッチ、黒という三つの要素を兼ね揃えていて、なおかつそれなりに廉価でしたのでコレに決めました。あと数千円出せば同社の「マジェスタッチ」シリーズを買えたのですが、まぁそこらへんはあまり拘りもなく。Cherryスイッチがどうのこうのと言うつもりはなく、単にメカニカルで打ちやすそうならそれで良いというレベルですので。
 FILCO(ダイアテック)はキーボードマニアの方々からすると、その作りの悪さによって評価が随分と低いみたいですね。具体的には、スイッチからの電気信号を処理しPCへ伝達する部分の出来が悪いらしく。これによってチャタリング(一度しか打鍵してないのに「11」など連続して打鍵したような入力になる現象)が発生してしまうと。
 オレの使っていたFKB101-EBはチャタリングこそ起きませんでしたが、故障内容はPCに接続してもPCが認識しないというもので、おそらくは基板レベルの故障なわけですから、メーカーの工程がどうの検品チェックがどうのといった詳しいことはわからないにしても、FILCOというブランドへの信頼は必ずしも絶対的なものではないというのは、確かにあります。
 ただ、だからといってお金をかけて名機と呼ばれているものを買う、という気持ちにもならなかったです。まぁ単に金が惜しいというのもありますし、先ほど言ったように細部への拘りなどがあるわけでもありませんので。
 安さでいえばDOS/Vパラダイスのオリジナルキーボード「ドスパラ – サードウェーブ dPRO-MKB109J1(BK)」があり、これがなかなか値段(2980円)の割に作りがしっかりしているという評判なのですが、キーレイアウトを見て、スペースバーの小ささでオレ的にはOUT。
 スペースバーの広さの問題というのは、スペースの隣のキーを、キーマッピングツールか何かでスペースとして置き換えてしまうという強引な解決方法もあるにはありますが、これだと微妙に打鍵感が違うんですよね。キーボードを分解してみればわかりますが、スペースバーは(エンターやシフトもそうですが)キーではなくバーとして作られているので、他と打鍵感が違って当たり前なのです。
 まぁそんなわけで、FILCOのZEROを買いましたと。
 打鍵感は、前のFKB101-EBと殆どかわりません。同じスイッチかも知れませんね。期待通りのものであります。
 キーデザインはコンパクトやミニではなくフルキーなのですが、外側の余白(余黒?)部分が殆どないので、全体としては非常にスリムな印象を受けます。これが今のキーボードの流行りなのでしょうか。
 どうでもいいことですが、NumLockなどのステータス表示にブルーLEDが使用されています。これが明るくて、部屋を暗くすると天井の一部分が下から青く照らされている感じになります。ロマンチックならまだしも、中途半端な照明効果となっており、なかなか迷惑な仕様であります。
( ´ Д `)
 ちなみに購入店は通販でECカレントというところ。価格コムの最安値でいつもサクセスと争っているところですね。こういうところは在庫持たないで安くしているわけですが、ハマるとかなり待たされるわけで。ヒヤヒヤしましたが、注文から中一日で届きました。送料500円で、しめて6119円也。

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