1958年の作品。白黒ではなくカラー映画(総天然色)。
 原作を今年の3月に読んでいますので、ストーリーを追うことには注力せず、余裕をもって観られました。
 原作と異なる点もありますが、この映画も非常に良く出来ていますね。序盤の展開が小説と比べるとだいぶ省かれている感じがしましたが、これは三原刑事が主人公になっているので仕方ないでしょう。捜査が動いてからのスピード感が感じられ、映画ならではと言えるでしょう。
 演者の台詞回しが現代とはだいぶ異なりますね。そのあたり、趣があるととるか、古くさいととるかによって、今作の印象がかわることと思います。
 初見印象評価:★★☆ (今観ても十分面白い)

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