わざわざ表題のナンバリングの単位に「風」なんて付けてしまったけれど、果たして今後続くのだろうか…。
( ´ Д `)
 このゲームについて書く前に、オレのバイク及びバイクゲームに関する知識やら経験やら思い入れやらを書いておきますと、まずバイクに乗った経験は原付スクーターしかありません。それも乗りたくて免許を取ったとかそういうわけではなく、普通自動車免許にくっついている原付免許を利用して乗っていたもので、大学時代のうち約3ヶ月間乗っていただけです。しかも借り物で。
 バイクへの関心などは、まぁ高校時代に多少興味は持っていましたけれど、それは中古バイク情報誌をパラパラとめくる程度であって、決してそれ以上の何かは持ってはいませんでした。
 少なくともこれまでの人生においては、オレの中では四輪の方が圧倒的に強かったことは間違いありません。
 マンガ、ゲーム、テレビ、プラモデルなど、バイクに興味をもつきっかけとなるようなものは沢山あるんですけどね。縁がなかったと言うしかないのかなぁ。
 ゲームでは、FC「エキサイトバイク」「マッハライダー」、WIN「MOTORACER 2」、そしてPS2の「MotoGPシリーズ(ナムコ)」を遊んできました。(他にPSのSuperLite1500円シリーズのヤツとか、XBOXのMotoGPシリーズとかもありますけど、これらは全くやり込んでいませんので。)
 ただ、ゲームが面白くても、それがきっかけとなって実車バイクに興味を持つってことは無かったですね。PS2「MotoGP4」の影響で、今年のMotoGPシリーズはCSで観てみようと思ってはいますが、それ以上の何かというのは特に無く。
 まぁ、バイクが好きだからバイクゲームをやるというんじゃなくて、レースゲームの一つの形としてバイクゲームがあるから、という感じですね。なので、バイクが主なのではなく、あくまでレースが主という捉え方です。
 なもんで、バイクの車名などを見ても、その性能や特徴などはさっぱりわかりません。CBRやYZFといったモデル名はかろうじて知っているレベル。ほか、ネイキッドやアメリカン、レーサーレプリカなどの単語は意味が何となくわかっているレベルです。
( `.∀´)
 んでこのゲームの話をすると、まず発表段階から興味は持っていました。まぁ「GTシリーズのポリフォニーデジタルによるバイクゲーム」という触れ込みに釣られてしまったわけですね。
 ただ、GTシリーズはあくまでクルマへの思い入れによって楽しめている部分が大きく、レースゲームとしての実質はそれほど褒められたものでは無いと思っているオレが、それほど思い入れのないバイクというものを題材にしたこのゲームを、果たして楽しめるのだろうかという思いがあったのも事実です。なので即買いはしませんでした。
 しかしcandoさんが購入したことをきっかけにメラメラと物欲が燃え始め、まぁ中古で買おうかと最初は思っていたものの中古が見つからず、結局は新品で買ってしまいました。いや言い訳を言わせてもらうと、これ定価が5800円(6090円)なんすよね。んで買い取りが3500円とかで中古市場が4500-5000円なんすよ。今どき新品でも定価で売ってる店なんて無いんだから、新品と中古の価格差は殆ど無いわけで、じゃあ新品でもいいかと。
 ヤフオクみると5000円オーバーで落札されてるのもあって、おまえら定価知らねぇのかと思ってしまうのです。
 というかグダグダ書いてますが、要は物欲に負けたの一言です。
 前置き長くなりすぎたので、以下あっさり目。
 説明書を一読、起動。最初にセーブデータの作成。プレイヤーネームの設定で大文字小文字が切り替えられず、仕方なく「Makox」で開始。
 まずライセンススクールでノービスライセンスを所得。全く苦労せずにオールシルバー。ジャケットとか色々もらう。
 チャレンジモードでバイクを入手しようとするが、何のバイクを狙えば良いのかわからない。ここらへんが思い入れや知識が無いので辛いところ。とりあえずブランド的にはヤマハが好きなので、ヤマハの中で速そうなYZF-R6を狙う。
 一対一のサシバトルで、2周して先着するか10秒以上先行していればクリアらしい。が、スタートでいきなり差がかなりある。何これ。それでも諦めずに何度もリトライ。しかし毎回ダメ。挙動が全くわからない。全く思うように操作できない。難しい。やればやるほど挙動が掴めなくなってくる。あぁ、もうダメ。
 気分転換に一回モード抜けてガレージへ。ここでライディングフォームをイジってみる。オレは地面すれすれにカラダを傾けるスタイルが好きだ。適当にイジったあと、またチャレンジモードへ。
 とりあえず視点をライダー視点で固定して頑張ったら、5回目くらいにクリア。はぁ、長かった。
( ● ´ ー ` ● )
 とりあえずここまでのプレイで気になった点が2点ありました。
 まず、挙動がよくわからない点。これは、オレが「MotoGP4」に慣れてしまっているのもありますし、そもそもバイクの挙動を知らないわけで、いろんな意味でわからんです。とりあえずハイサイドを気にせずに走れる点はヨシとして、問題なのは減速時の挙動。異様に強い慣性が働くのか、曲がりながら(角度をかえながら)強くブレーキをかけると、元の角度の方向にえらい慣性が働くというか、横移動みたいにスライドします。これが、全然慣れません。いわば慣性ドリフトのような感じなのですが、ではなぜタイヤから何も感触が(情報が)伝わってこないのか。慣れれば気にならなくなるのだったら良いのですが。
 あと、視点。視点は3種類用意されているのが、どれもイマイチしっくりきません。「MotoGP4」は三人称視点でプレイしてるのですが、このゲームのそれはちょっと車体に寄り気味で、迫力はありますが全体を見渡す感じではありません。更にいえば、路面との接地間隔が走っているというより滑っているという感じがしてしまって、絵的な違和感があります。
 車体先端にCCDカメラを取り付けたような視点(一般的なレースゲームの視点)は一見操作しやすいのですが、バイクゲームということでコーナリング時の傾きがそのまま画面の水平線の傾きになってしまって、非常に慣れを要します。
 最後にライダー視点。これは車体の傾きとは別個に水平線が傾くので、車体先端視点よりもゲームとしてはやりやすいです。ただ、ハンドルやメータ類がかなりいらないオブジェクトと化していて、画面からの情報量を減らしているような。
 とりあえず、オレはライダー視点を使っていくつもりです。これが比較的一番マトモに運転できるんで…。
 こんなところですね。いろんな意味で、もう少し慣れるのに時間がかかりそうです。

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