全く危なげなく、カネヒキリが4馬身の差をつけて圧勝してしまいました。特に揉まれることもなく好位からの競馬で楽な部分も多々あったかと思われますが、それでも勝負所からの脚は見事で、完勝といわざるを得ません。
2着以下は混戦となりましたが、結果的には地元勢が2〜4着を確保し、カネヒキリ以外のJRA勢が5〜8着に敗れるという着順になりました。ただ、これは2着〜8着は殆ど力差無しと見てもいいでしょう。2着のメイプルエイトは、今日はロス少ない巧い競馬でした。3着のボンネビルレコードは、文男マジックが出ましたね。
シーチャリオットの回避が残念でしたけど、もしここにシーチャリオットが出走していたとしても、今日のカネヒキリには敵わなかったように思います。それくらい今日のカネヒキリは完璧だったと言えます。また、シーチャリオットの方がまだ子供ですからね。勝負所で言うことを聞かないことも想像できますw
終わってみれば大本命の圧勝となったわけですが、2着以降については深読みすれば色々面白い分析が出来そうです。
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まず中央馬と地方馬の力関係ですが、このレースが創設された1999年から昨年2004年までを振り返ってみますと、中央馬が4勝に対し地方馬2勝となっています。優勝した地方馬は1999年のオリオンザサンクスと2001年のトーシンブリザードで、1999年は中央馬の参戦が2頭しか無く、またそのレベルもオープンレベルではありませんでした。2001年の中央馬はそこそこ
のレベルでしたが、勝ったトーシンブリザードは紹介するまでもなく当時の南関東のスーパーホースで、JDDまで南関二冠含む無傷の7連勝できていた馬でした。
以上より、地方馬が勝つ場合は、中央勢のレベルが著しく低いか、地方勢に南関二冠馬クラスの馬がいる場合のみ、ということが言えます。
それに当てはめてみると、今年はどうでしょうか? 言うまでもありませんね。中央勢のレベルは、ここまで3歳ダート路線を引っ張ってきたメンツが揃って登場してきましたので、どんなに捻くれてみても低いとは言い難いです。対する地方勢ですが、残念ながら二冠馬のシーチャリオットが回避してしまいましたので、二冠の2,3着馬が出ていると言っても共にシーチャリオットに完敗したメンツですので、残念ながら中央勢とのレベル差は相当あると言わざるを得ないでしょう。地の利を活かしたとしても、中央勢を凌駕するパフォーマンスを出すとは到底思えません。
まとめますと、今年は中央勢圧倒的有利というスタンスで良いと思います。
個々のメンツ的には、中央勢ではやはりカネヒキリが他を圧倒してるのは言うまでもありません。前走ユニコーンSでは派手な着差がつきませんでしたが、「何が何でも賞金を積む為にスタート今ひとつでも敢えて勢いつけて先行させたので、向こう正面では結構脚を使った」と武豊騎手が述懐していますし、先頭に立ってからソラを使っていたようにも見えました
ので、この一戦だけを見て「追われて面白みのない馬」といった評価を下してしまうのは早計かと思われます。勿論、穴党ならばそういった点を引き合いにして軽視するのも一興だと思えますが…前日予想では、カネヒキリ中心で問題無しとしておきます。懸念材料は、大井の砂が合うかどうかだけでしょう。
相手は普通に考えればドンクール、プライドキム、コンゴウリキシオー、アグネスジェダイとなります。しかしこの4頭にそのままカネヒキリから流しても、儲からないどころかガミってしまう可能性もあります。なので取捨選択が必要となってくるわけで、このレースはここに最大の重きをおくのが最善かと思われます。
ここでは、相手筆頭としてアグネスジェダイを挙げておきます。この馬は相手なりに走るといいますか、自分の走りが出来ればそうそう大崩しない点が相手としては最高ですね。
ドンクールとプライドキムは、前走を見る限り上積みがもうあまり無さそうで、ちょっと強調はしづらいですね。兵庫CSでドンクールがジェダイ以下を抑え勝利しましたが、あの時のジェダイはスタートで躓きがありスムーズさを欠きましたので、兵庫CSだけをみてドンクール優位とするのは無理があると言えます。
初ダートとなるコンゴウリキシオーは正直走らせてみないとわかりませんが、血統の字面から言えば軽い砂でマイルくらいに適性が一番ありそうに見えます。藤田騎手へ戻るのは良いと思いますが、それ以外に推せる要素はありません。
地方勢で有力なのはマズルブラスト、メイプルエイト。ただ、シーチャリオットのもとで崩れず安定した成績という以外に強調材料はありません。レースが乱れれば地の利を活かして食い込んでくる可能性はゼロではないでしょうが、三連系の抑えまでが妥当じゃないでしょうか。
以下ブラウンコマンダーや、東海ダービー1,2着の2頭などは、鞍上効果含めても苦しいと言わざるを得ないでしょう。これらよりは、大穴としては大外ボンネビルレコードで、文男JKの一発を夢見た方がいいかも知れません。
シーチャリオットの回避によってカネヒキリVsシーチャリオットという対決は見ることが出来なくなり残念ですが、ここは見方をかえて、秋以降のダート路線に繋がるレースとして、見所のあるレースを期待します。
◎カネヒキリ
○アグネスジェダイ
・破壊王・橋本真也さん死去…早すぎる40歳 (SANSPO.COM)
・Park24 [プレスリリース]
上はプロレスラー橋本真也の記事。下はパーク24の創業者で馬主の西川清氏の記事。どちらも訃報です。
橋本で思い出すのは、高田とのIWGPヘビー戦ですかね。オレはどうしても高田に肩入れをして観てしまうのですが…橋本も強かったですね。思えば三銃士のなかで始めて長州越えをしたのは、この橋本でした。そういう意味では、三銃士の中では橋本が一番早く芽が出たと言えるのかも知れません。
小川との対戦の頃からはどうでも良くなってました。負けたら即引退とか何とか。
西川清氏は、馬主歴は浅いんですけど、GI含めて重賞勝ち馬を多く出しましたね。小島太も大きなパートナーを失って痛いところでしょう。
8/26 対巨人 16回戦 甲子園球場
G:3 1 0 0 0 0 5 0 0 → 9 H12 E0
T:0 1 0 0 2 0 0 0 0 → 3 H12 E0
勝ち:上原 12勝5敗
負け:下柳 8勝5敗
HR:高橋由14 上原1
G:上原−阿部
T:下柳・久保田・吉野−矢野
うーむ、何と言いますか…。上原を攻略しきれずに試合が終わってしまいました。また、同じ安打数でも、こうも点差が開きますと、ちょっとショックですね…。ウチがいかに打てていないか。いかに併殺打が多いか、など…。
8/27 対巨人 17回戦 甲子園球場
G:0 0 0 0 0 0 0 0 0 → 0 H2 E1
T:0 0 0 0 1 1 2 0 X → 4 H7 E0
勝ち:福原 12勝5敗
負け:工藤 9勝5敗
T:福原・吉野−矢野
G:工藤・河原−阿部
なかなか工藤を攻略できなかったんですが、5回裏に犠牲フライでようやく得点すると、そこからは流れはウチでした。7回裏の加点はツーアウトから相手のエラーにより出塁したことがきっかけでした。
福原は絶好調でしたね。ストレートが走っていて、継いだ吉野も含めて2安打零封と巨人打線を沈黙させました。
8/28 対巨人 18回戦 甲子園球場
G:0 0 0 0 0 0 0 0 0 → 0 H2 E0
T:0 0 0 0 0 0 2 0 X → 2 H4 E0
勝ち:井川 16勝5敗
負け:林 5勝5敗
HR:桧山6
T:井川−矢野
G:林−阿部
投手戦となりました。両チームあわせても6安打という試合。いいタイミングで桧山に一発が出てくれて、助かりました。井川は全く問題無しの完封勝利。
・影牢II -Dark illusion- (PS2,テクモ)
6/30(先週木曜日)発売。かなり前からネット通販で予約。特典付きで発売日に無事到着。
…開けてすらいません。ゲームつったら野球しかやってない今日この頃。。。
あ、あと、何故か最近DOA3やDOAビーチバレーをピンポイントに遊んでいます。何故なんでしょうか。自分の中で、何かが渇望しているような、そんな感じがあったりなかったりします。
最近どうも天ぷらを食うと、食後に必ず胃及び胃周辺が不快感にさいなまれます。油の質が悪いのか、油そのものの量が多いのか、それともオレの体質・性能が落ちてきたのか…
8/23 対広島 14回戦 広島市民球場
T:0 1 1 1 0 2 1 0 0 → 6 H13 E0
C:0 0 0 0 0 0 0 1 0 → 1 H08 E0
勝ち:安藤 14勝3敗
負け:佐々岡 4勝7敗
セーブ:藤川 6勝1敗4S
HR:金本37 SHINJO19 今岡5
T:安藤・藤川−矢野
C:佐々岡・久本・林−石原
終始こちらがペースを握ることが出来た試合でした。序盤は一発による構成で、毎回得点。6回にようやく連打が出て加点し、7回にダメ押しとも言える矢野の犠牲フライ。8回裏に藤川が連打を浴びてしまいましたが、落ち着いて投球を進め大きなピンチとならずに済みました。完勝と言って良いでしょう。
8/24 対広島 15回戦 広島市民球場
T:0 0 0 1 2 4 3 0 6 → 16 H20 E1
C:2 0 0 0 0 0 0 0 0 → 02 H10 E1
勝ち:川尻 4勝3敗
負け:黒田 6勝10敗
HR:嶋17 SHINJO20 金本38 桧山5 町田4
T:川尻・ダーウィン・吉野・久保田−矢野
C:黒田・久本・林−石原
相手の先発を見たとき、あっちゃー黒田かよ、こりゃ負けるかもな…と思ってしまいました。それで諦めて川尻を投入したわけではないんですが。
初回いきなり嶋に一発を喰らってしまい、リードを奪われてしまいました。こりゃ早く返さないとマズイと焦れば焦るほど、黒田の投球を攻略できない打撃陣。
しかし打者一巡した4回から、黒田の速球のうちやや甘いコースだけを狙い打ちするようにして、徐々に突破口を見いだしていきました。その成果とその後の快進撃は、スコアを見ての通りです。最終回に祭りとも言える大量得点を達成したのは、もはや悦楽の域でした。
8/25 対広島 16回戦 広島市民球場
T:0 3 0 2 0 1 0 0 0 → 6 H15 E0
C:0 0 0 0 0 0 0 0 0 → 0 H01 E0
勝ち:太陽 5勝3敗
負け:河内 8勝8敗
HR:SHINJO21,22
T:太陽−矢野
C:河内・久本・林−石原
ウホホーン。太陽が1安打完封という素晴らしい内容で広島打線を抑えてくれました。完璧ですね。打線も得点こそ6点どまりでしたが15安打ですから上々でしょう。
8/19 対ヤクルト 15回戦 明治神宮球場
T:0 3 1 0 0 0 0 0 0 → 4 H10 E0
Y:0 0 0 0 0 0 1 0 2 → 3 H10 E0
勝ち:太陽 4勝3敗
負け:石川 3勝9敗
セーブ:桟原 4勝24S
HR:SHINJO18
T:太陽・藤川・桟原−矢野
Y:石川・ゴンザレス・三澤−古田
勝ちましたが、最後が危ない試合でした。守護神が打たれると心臓に悪いですね。
この試合の勝利で、ついにマジックが点灯しました! 現在マジック27です。
8/20 対ヤクルト 16回戦 明治神宮球場
T:0 1 0 0 0 0 0 1 1 → 3 H11 E1
Y:0 0 0 0 0 0 1 0 0 → 1 H07 E1
勝ち:ダーウィン 5勝2敗
負け:川島 10勝5敗
セーブ:桟原 4勝25S
HR:金本34
T:杉山・ダーウィン・久保田・桟原−矢野
Y:川島・河端−古田
序盤に金本の一発が出たものの、その後加点なし。このまま試合終わるかなと思っていたら、7回に同点にされてしまいました。
その後得点できて結果的には勝てましたが、なんかこう、しっくりいかない試合でしたね。
8/21 対ヤクルト 17回戦 明治神宮球場
T:2 0 1 0 3 0 0 0 4 → 10 H14 E0
Y:1 0 0 0 0 0 0 0 1 → 02 H06 E2
勝ち:井川 15勝5敗
負け:鎌田 5勝7敗
HR:岩村34 金本35,36 ラミレス27
T:井川−矢野
Y:鎌田・河端・ゴンザレス−古田
いやいやいや、久々に大量得点で勝利しました。試合がほぼ決まっていた9回にも打ってくれたんですから、たまりませんね。その裏にラミレスの意地の一発?がありましたけど、時既に遅し。スコアだけ見ると大味な試合に見えますが、井川はしっかり抑えてくれました。
233票 と 228票で、衆院可決。5票差って、なんなんだよ…。この票差を見てしまうと、反対票を入れずに棄権したヤツらがヘタレにみえて仕方ありませんね。
しかしまぁ都議選もそうでしたけど、自民党は公明党の協力がないと何も出来ない党になってしまったとハッキリ言えますね。恐るべしは、公明党…。
衆議院TVに繋がりませんでした。さすがに鯖パンクしましたかね。
( ´ Д `)
以下、オレ用メモ。
◎票の内訳
衆院の定員 480
欠員 2(宮城1区、東京4区)
本当の欠席 2 徳田虎雄(寝たきり中)、民主高井美穂(産休)
河野議長 1
自民の棄権欠席 14人
反対票 37票
賛成 233 自民公明
反対 228 野党造反無し
◎造反議員
【反対】37人
□綿貫民輔(橋)、□藤井孝男(橋)、□野呂田芳(橋)、□滝実 (橋)、
□八代英太(橋)、□小泉龍司(橋)、□森岡正宏(橋)、□村井仁 (橋)、
□保利耕輔(橋)、□今村雅弘(橋)、□古川禎久(橋)、□津島恭一(橋)、
□小西理 (橋)、□森山裕 (橋)、□保坂武 (橋)、□松下忠洋(橋)、
□亀井静香(亀)、□平沼赳夫(亀)、□衛藤晟ー(亀)、□川上義博(亀)、
□小林興起(亀)、□青山丘 (亀)、□能勢和子(亀)、□古屋圭司(亀)、
□江藤拓 (亀)、□山下貴史(亀)、□松宮勲 (亀)、□武田良太(亀)、
□左藤章 (堀)、□堀内光雄(堀)、□田中英夫(堀)、□亀井久興(河)、
□城内実 (森)、□自見庄三(山)、□野田聖子(無)、□山口俊一(無)、
□熊代昭彦(無)
【欠席】14人(判明11人)
□斉藤斗志(橋)、□小渕優子(橋)、□佐藤信二(橋)、□近藤基彦(堀)、
□古賀誠 (堀)、□北村直人(堀)、□福井照 (堀)、□望月義夫(堀)、
口渡辺具能(山)、□野田毅 (山)、□中村正三(森)、□柳本卓治(亀)、
□高村正彦(高)、□梶山弘志(無)
既に2週間前のレースですが、一応回顧メモを。
まずタップの敗因ですが、これは不安定なラップ刻みが原因かと思います。中盤で12秒台に落ち着いたと思いきや、11.8になり、そのあとまた12秒、そして11.7、以下12,1-11.8と…均一にラップを刻めれば多少速くなっても粘るのが逃げ馬なのですが、このラップではいくら格上といっても厳しいでしょうね。
年齢的な衰えとみる方もいるかも知れませんが、確かにそれもあるかと思います。しかし、急激に衰えるというのは考えづらいので、このメンバー相手ならば実力を出し切って大敗というのは無いと思うのですが。
バルクやシルクなど先行勢が、タップを意識しすぎるあまり、どこか不自然なレース運びをしてしまっていたという感じもします。まぁバルクは開き直って逃げたわけですが、今度は逆にそれをタップが意識し過ぎた感もあり。
勝ったスイープトウショウは、昨年の牝馬クラシック路線や今年の安田記念での脚を思い出せば、今回の勝利も別にフロックでは無いと言えるでしょう。あまりに皆がタップVsロブロイという図式に捉えすぎていて、オッズ的にはかなりの妙味だったと言えるのではないでしょうか。
ハーツは伸びるも勝ちきれない2着。これがこの馬のらしさなんでしょうか。
ロブロイは…昨年の秋GIの3連勝があるので、イメージとして現役最強というのがありましたけど、1年前を思い出してもらえばわかるとおり、この馬はよく取りこぼす馬なんですよね。
まぁ、レースとしては…面白みもありましたけど、今年の古馬の層の薄さが出てしまった感じがしますね。ちょっと残念な面もあり。
